世界遺産に登録もされているバクタプルの旧市街に建つ建物の入口に白髪の老婆が腰を下ろしていた。まるでとおせんぼするかのように玄関先に腰を下ろしている。どうやらそこで何か手仕事をしているようだ。旧市街を歩き回っていると、玄関先で何かの仕事している人を見かけるのは珍しくない。
腰を据えて仕事をするのなら、仕事部屋のようなところで作業をするのが多いように思う一方で、カトマンズ盆地では玄関先で何かをするのが一般的のようだ。想像に過ぎないけれど、この辺りの家は採光があまり良くないように見える。そのため家の中だと暗すぎて捗らないのではなかろうか。だからといって、昼間に電灯を点けるという習慣もないようだ。その結果、多くの人が玄関先に陣取って手元を明るくしながら仕事をしているような気がする。
2010年1月 ネパール 人びと | |
バクタプル 煉瓦 扉 入り口 白髪 老婆 仕事 |
No
3610
撮影年月
2009年6月
投稿日
2010年01月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
バクタプル / ネパール
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM