ムンバイ(インド)
誰もいない店内にいた男が親しげに手を振ってくれた
道端に腰掛けていた白髪の男は快く写真を撮らせてくれたけれど、視線はくれなかった
湯島天神(湯島)
合格祈願のご利益がはっきりしているのに対して、家内安全と商売繁盛には叶ったのかどうかの明確な基準がない
ジャカルタ(インドネシア)
ごちゃごちゃした路地で男はシール剥がしの内職をしていた
人生の年齢が深く刻まれた顔でじっと見つめられると、なんだか心の中を見透かされているような気がした
パサール・バル(ジャカルタ)
僕が日本人だと分かると、おじいさんはいそいそと古いお札の中から日本の軍票を指し示してきた
クロントゥーイ市場(バンコク)
クロントゥーイ市場で日本では珍しいプテという豆が売られていた
チャイナタウン(バンコク)
チャイナタウンの食堂で女性たちが点心を作っていた
サンペーン市場(バンコク)
世の中にはサテを食べたくらいでは解消されない憂いは沢山ある
艋舺龍山寺(台北)
数珠を手にした老婆が経典を暗唱しながら回数を数えていた
タニン(ミャンマー)
タニンで8年前に訪れた場所を探したけれど、見つけられなかった
プラナコーン区(バンコク)
僕が求めているのは、バンコクを走る運河の脇に転がっていることが分かってきた
バーンコークヤイ区(バンコク)
散乱しているものをガラクタと思うのは僕の個人的な見解であって、この男にとっては宝の山なのかもしれない
ワット・マンコン・カマラワート(バンコク)
東南アジアにある中国寺院は道教でも仏教でも中に幾つもの祭壇がある
寧夏夜市(台北)
夜市に腕時計を買いに訪れる人はあまりいないから店主の男性は暇そうだった
崇徳市場(台南)
蛤を売る女性
山盛りのミンチ肉
ダッカ(バングラデシュ)
ボートに腰掛けた頭髪も髭も真っ白な男
マルダ(インド)
白髪の車夫はタバコを吹かしながら客待ちしていた
ベルハンポル(インド)
穏やかな眼鏡を掛けた老人
女性はポーズを決めているのか、怒っているのか、判断に迷う表情をしていた
日枝神社(永田町)
日枝神社の急勾配の参道にはエスカレータが設けられている
コルカタ(インド)
白髪交じりの煙草屋のオヤジ
頭髪も髭も白い男
針仕事する職人
上の空になっている人を見ると、何に思いを寄せているのか気になってしまう
力強い口調の男
ヒゲのほとんどが白くなっているところを見ると、男は見た目よりもずっと年を取っていたのかもしれない
プネー(インド)
アクセサリーを売る白髪の男
ナシーク(インド)
カウンターの前に立つ男
バナナを配達する男
フチタン(メキシコ)
道端でジュースを飲んでいた恰幅のいい女性の笑顔は、すべてのものを包み込んでくれそうだった
玄関に立つ年配の男はにこやかに僕を見据えた
メキシコシティ(メキシコ)
目を閉じた年配の男
暇を持て余した男はチャーチルがくわえていたような太い葉巻を燻らせていた
ピイ(ミャンマー)
木の根元に腰掛けていた男
窓辺で寛ぐ年配の女性
寛いでいた年配の女性の微笑み
ロンプール(バングラデシュ)
眼鏡と白い顎ひげと皺
マイメンシン(バングラデシュ)
商売道具を手にした男
笑顔
傘
バス停
僧侶
池
着物