住宅街を彷徨っていると、小さなヒンドゥー寺院に出くわした。外壁は鮮やかなオレンジ色というか赤だ。三つの尖塔が空に向かって伸びていて、真ん中の尖塔の上には三叉の鉾が立っているのが見える。これはシヴァ神のシンボルだ。ここはシヴァ神に捧げられた寺院のようだ。
中に足を踏み入れると、中は薄暗く静かだった。参拝に訪れている人もいない。その代わりと言っては何だけれど、数人の男たちが昼寝していた。コルカタの町は今日も暑い。薄暗い部屋の中はダラダラと過ごすには格好の場所なのかもしれない。さらに、ここで昼寝している間はシヴァ神のご加護を得られるに違いない。
No
7116
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年12月27日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
建築写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM