大通りばかりを歩いていても面白くないので、脇道に入っていくことにした。足を踏み入れた道はあちらこちらで工事が行われていて埃っぽく、工事道具が置かれている道の両脇にお店が並んでいた。多くの人が埃が舞う中を歩いていた。のんびりと歩いていると、とあるお店の前にやって来ていた。ふたりの人影が店内に見える。お母さんが幼い息子を連れてこの店に来ていた。
お店の中にカウンターが備え付けられていて、側面にはカタログの写真が並べられている。写真を見たところ、ここは子供服店のようだ。お母さんが息子の服を買いに訪れたのだろう。このお店は日本ではあまり見かけない閉架式の洋品店で、客が好き勝手に商品を見て回れないようになっている。このようなシステムだと、なかなか気に入る服を見つけられないのではなかろうかと思ってしまうのだけれど、どうなのだろう。そんなことを考えていると、男の子は僕に気が付いて訝しげな視線を投げかけてきた。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バゴー 段ボール カウンター 振り返る 親子 お店 |
No
11137
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月09日
更新日
2023年11月13日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA