町角に小さな肉屋があった。軒先には山羊がぶら下がっている。肉屋は肉を販売するだけでなく、解体処理もここで行うのだった。ルンギを穿いた肉屋がちょうどぶら下げられた山羊の皮を剥いでいるところだった。見る見るうちに山羊は捌かれていく。皮の次は内蔵を取り出し、肉を切り分けて、そのまま店頭に並ぶことになる。すると地元の人がやって来てすぐさま売れてしまうのだ。だから、この辺の肉屋には冷凍保存するような設備は必要ないのだった。
この辺りでは店先での屠畜はありふれた光景だ。町を歩いてるとしばしば屠畜している現場に行き会うのだった。
2012年3月 インド 人びと | |
ベルハンポル 肉屋 山羊 剥く |
No
6221
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年03月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ベルハンポル / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM