チョルーラの丘の上に建つレメディオス教会へと向かうために坂道を登っていた。小山の麓にはトラチウアルテペトル大神殿の遺構が横たわっている。スペインからやって来た征服者は、自ら破壊したかつての権威の上にキリスト教の教会を建てたのだった。坂道を歩いていると、すぐに息が切れる。なにせこの町はただでさえ標高2,000mにあるのに、そこから更に登っているからだ。
写真の男の子もやはり息が切れているようだ。壁に手を突きながらも、僕を見据えた視線は鋭かった。
2015年2月 メキシコ 人びと | |
男の子 迷彩服 チョルーラ 視線 縁のある帽子 |
No
9075
撮影年月
2010年6月
投稿日
2015年02月21日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
チョルーラ / メキシコ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM