東南アジアでは鳥を逃がせば徳を積めると信じられている。そのため仏教寺院の近くで鳥かごが見かけることは多い。ホーチミン市でも中国寺院の門前で鳥かごを持つ男がいたし、バンコクでも有名なエラワン廟の門前に鳥かごが置いてあったし、ジャカルタでも寺院に放鳥に使う鳥かごがあった。ここヤンゴンにあるシュエダゴォン・パヤーでも同じだった。寺院近くの路上に小鳥が入った鳥かごが置かれていた。
これらの風習は日本で行われる「放生会」と同じ意味があるものの、違うのはお金を払えば誰でも鳥を逃がすことによって徳を積める点だ。つまるところ徳はお金で買えるということになっているのだ。
2010年8月 動物 ミャンマー | |
鳥 籠 ヤンゴン |
No
4416
撮影年月
2010年3月
投稿日
2010年08月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM