屠畜場には籠に詰め込まれた鶏が次々と運ばれてきていた。鶏は籠の穴から頭を出して、キョロキョロ周囲の様子を窺っている。ここが何処だか考えているように見えた。自らの運命を知らないのだろう。
ジョージタウン(ペナン島)
次々と鶏を屠る男たち
クロントゥーイ市場(バンコク)
クロントゥーイ市場ではさばかれた後の鶏肉を買うことはもちろん、生きたままの鶏も買える
クロントゥーイ市場にはさばかれた鶏肉が売られているエリアとは別に生きたままの鶏が売られているエリアもある
ヤンゴン(ミャンマー)
生きている鶏が売られていたけれど、鶏を絞めている肉屋の姿を見かけたことは一度もなかった
籠の中を忙しく動き回っている鶏とは対照的に、男の波打ったお腹に時間を持て余している感じが滲み出ていた
大きな鳥籠に入れられている鶏は観賞用でもペットでもなく、食用だ
コルカタ(インド)
檻の中の鶏
金徳院(ジャカルタ)
放鳥に使われる小鳥が籠の中でひしめいていた
似たような顔で、似たような格好をして、毎日の満員電車を我慢している日本人はよく慣らされたアヒルと同じかもしれない
フチタン(メキシコ)
籠の中には雛
ベルハンポル(インド)
インドでは学校の登下校は集団で行うと決まっているようで、ここら辺の子どもたちは自転車に備え付けられたこのような檻に収まって学校から帰ってくる
檻の中に見える手のひらの横に人の顔がぼんやりと浮かんでいた
檻の中に腰を下ろしていた男の子と女の子が不思議そうな目付きで僕を見始めた
檻の中の男の子
天后宮(ホーチミン市)
天后宮の門前に小鳥の入った鳥かごを持った女性が立っていた
夕暮れ時になるとこの辺では小学生を満載したこのタイプのワゴンが沢山走っている
三輪車の後ろに大きなカゴの乗り物はスクールバスならぬスクール自転車だ
シュエダゴォン・パヤー(ヤンゴン)
鳥を逃がせば徳を積めると信じられている東南アジアでは仏教寺院の近くで鳥かごが見かけることは多い
ホーチミン市(ベトナム)
放たれた小鳥たちは近所の子どもたちが小遣い稼ぎに捕まえる仕組みになっている
ビガン(フィリピン)
住宅街の道端に置かれていた檻は何に使われるものなのだろう
男は鶏肉を切っていた
台北(台湾)
韓国人に間違えられることが多かった僕が今回台湾に来るときには航空会社の人に中国人に間違われたので、容貌が徐々に中国化しているのではないかと思う今日この頃だ
谷保天満宮(東京)
谷保天満宮の神鶏が値踏みするかのように僕を一瞥した
有楽町産直横丁(東京)
有楽町産直横丁のガラス戸に鶏のイラストが描かれていた
No
2624
撮影年月
2008年12月
投稿日
2009年03月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ペナン島 / マレーシア
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
ミョーマ市場(タニン)
伝統的な日本の風習と同じように、ミャンマーでは床に布団を敷いて寝るようだ
ブルーモスク(イスタンブール)
ブルー・モスクには6つのミナレットがついている
ナシーク(インド)
全裸の男の子とおばあちゃん
ジャカルタ(インドネシア)
インドネシア語の兄弟呼称は年上なのか、年下なのかは分かりづらい
プネー(インド)
おでこの線はティラカと呼ばれる宗教的な印で、色や形で信仰する宗派を示している
渋谷サクラステージ(東京)
新しく完成した渋谷サクラステージは、その複雑さを反映したのかエスカレータのところも込み入った構造になっていた
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レイジー・ライダー