忠孝復興なんて駅名からはとても儒教の匂いがする。そんな構内の地下道は大勢の人びとが行き来していて騒々しい。壁際に立ち止まって、そんな人の流れを眺めていた。通路の壁には大きな丸い鏡が掛けられている。
なんでこんなところに鏡があるのだろう。ひょっとしたら、「地下鉄に乗る者、身嗜みに気を使わなければならない」なんて風習があるのかもしれない。でも、鏡の前にた立ち止まる人は誰もいない。鏡に近づいていくと、歩いている女性の姿が丸い鏡の中に映っていた。
2007年2月 町角 台湾 | |
鏡 駅 台北 |
No
755
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年02月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR DIGITAL