パタンにあるダルバール広場をウロウロしていて、真珠のようなネックレスをしていてサリーをまとった白髪の上品な老婆に会った。サリーをまとっていると、誰も彼もがヒンドゥー教徒のように見えるけれども、この老婆はヒンドゥー教徒の証と言っても良いビンディは付けていない。髪の毛も覆っていなかったからイスラム教徒はなさそうだ。仏教徒なのかもしれない。
老婆は柔らかい垂れ目をしていた。写真を撮って良いかと尋ねると、ちょっと困惑したようだったけれど、口を半開きにしてファインダーに収まってくれた。垂れ下がった目の端から、老婆の戸惑いが滴っているような気がした。
2009年12月 ネパール 人びと | |
垂れ目 顔 白髪 老婆 パタン サリー |
No
3453
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年12月05日
更新日
2024年01月06日
撮影場所
パタン / ネパール
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM