髭の男が道端に腰掛けていた。他の男たちと同じように、特に何かをしているわけではない。ナシークの中心部には大勢のダラダラしている人がいて、多くはただ時間をやり過ごしているようにも見える。でも、ややこしいことにナシークの町にはヒンドゥー教の聖地もあるので、ダラダラしている人が地元の人なのか、巡礼にやって来た人なのかを判断するのは難しい。巡礼の町にたどり着いて、ダラダラしている人もいるのだ。
この髭面の男が巡礼者なのか、地元の人なのかは分からない。いずれにしても、僕の登場はちょっとしたスパイスになったようだ。カメラを向けると、男は恥ずかしそうに笑ってくれた。
2011年5月 インド 人びと | |
髭 垂れ目 男性 ナシーク 笑顔 |
No
5488
撮影年月
2010年9月
投稿日
2011年05月31日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ナシーク / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM