町を歩いていると道端に小屋が建っているのが見えた。キオスクだ。マニラの町角にはこのようなキオスクになっている小屋があちらこちらにある。東京でいうところのコンビニのような存在で、地元の人がちょっとしたものを買いにやってくるのだ。
東京のコンビニと違うのは、その規模もそうだけれど、何よりも周辺の治安だろう。この辺りもやはり治安があまり良くないようで、キオスクの窓は針金で造られた格子で覆われている。スーパーマーケットとなどと違って銃を持った警備員はいないものの、商品が盗まれにくくなっているのだ。
通りかかったキオスクの中ではタンクトップ姿の女性がひとりで働いていた。金網で覆われているとはいえ、治安の悪いマニラの道端でお金を扱って怖くないのだろうかと心配になってしまうけれど、本人は微塵も不安に感じていないようだ。唇の厚いその女性は朗らかで、カメラを向けると楽しそうに親指を立ててくれた。写真を撮られるのを楽しんでくれたようだった。
2008年11月 人びと フィリピン | |
陽気 キオスク マニラ 笑顔 タンクトップ サムアップ 女性 |
No
2201
撮影年月
2008年9月
投稿日
2008年11月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
マニラ / フィリピン
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM