ベルハンポルの道路脇に小屋が立っていた。煙草などを売っているキオスクのような小さなお店だった。中には眼鏡を掛けた男が腰を下ろして働いている。
その口髭を蓄えた男がドアの隙間から外の様子を窺うと、ちょうど僕も中をのじていたところだったので目が合った。眼鏡の奥に虚ろな瞳が見えた。僕のことを怪訝に思っているのかもしれない。でも、僕としては男が疲れてしまっているだけだと信じたい。疲れている時は、誰だって機嫌が悪くなるものだ。
2013年4月 インド 人びと | |
ベルハンポル 視線 眼鏡 キオスク 男性 |
No
7468
撮影年月
2011年6月
投稿日
2013年04月27日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ベルハンポル / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM