バタヴィア時代に栄えたスンダ・クラバ港に建つ見張り塔にちょっとがっかりしつつ、再びファタヒラ広場へと戻ってきた。観光地になっている広場の周辺には、レストランもたくさんあるし、カフェもたくさんある。汗をかいた僕はちょうど休める喫茶店を探していたので都合が良かった。
旅先では散策しても、なかなか休憩するのに格好の喫茶店を見つけられないこともあるけれど、ここジャカルタではスターバックスも見掛けるし、それ以外にもあちらこちらにコーヒーの看板を掲げているお店が見える。しっかりとコーヒー文化が根付いているのだ。それもそのはず、インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次いで世界第4位のコーヒー生産国で、年間64万トンほどのコーヒー豆を生産している国なのだ。
どの喫茶店がいいのかよく分からないので、適当に近くの喫茶店へと入っていった。オーダーをすると、男がいそいそとコーヒーを抽出し始めた。このお店は注文を受けてからネルドリップで抽出するお店だった。男は真面目な顔をしながらコーヒーを淹れてくれていた。
ちなみにインドネシアでコーヒーはコピという。可愛らしい語感だ。
2020年5月 インドネシア 人びと | |
カフェ 珈琲 ジャカルタ 男性 |
No
11532
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年05月19日
更新日
2023年09月04日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF