路地の日向

路地の日向
東京の渋谷で撮影 オザワテツ

日向を人びとが歩いていた

渋谷駅の近くにはゴチャゴチャした区画が残っている。路地が入り組んでいて、飲み屋やパチンコ屋が密集している。渋谷の町もどんどん再開発されているけれど、ここはその大きな流れからは取り残されているかのようだ。でも、このような場所こそが町の個性を強烈に放つのだと思う。その香りは決して高級な香水のようなものではないかもしれない。おそらくは発酵食品の匂いと言った方が似合う個性だ。再開発されると、似たような顔の町ばかりになってしまうような気がしてならない。町に求められているのはこのような熟れた匂いなのだ。

路地には日差しは差し込んでいて、影の合間を縫うように日向を作り出していた。そして、人びとが日向を急ぎ足で歩いていた。

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渋谷ってどこ?

PHOTO DATA

No

10281

撮影年月

2017年4月

投稿日

2017年09月15日

撮影場所

渋谷 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

EF24MM F1.4L USM