道路脇に花が咲いていた。どれも花弁を力いっぱいに開いていて、柔らかい日差しを一身に浴びている。僕はその中のひとつに近付いた。白い花の中央には何本もの雄しべが林立している。いつ何時、昆虫がやって来ても良いように準備は万端だ。
雄しべは太陽がある方に向かって、もわもわと伸びている。そして、その細長い影は花弁印落ちている。そして、雄しべの先には葯が見える。茶色の葯と、ちょっと黄色がかった雄しべの組み合わせを見ていると、なんだかモヤシを見ているような気がしてきた。
2007年12月 神奈川 自然 | |
花 雄しべ 横浜 |
No
1241
撮影年月
2007年11月
投稿日
2007年12月03日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
横浜 / 神奈川
ジャンル
花写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL