神橋は日光二荒山神社の入り口にある世界遺産である。伝承によると、勝道上人が日光開山したときに、深砂大王が現れて2匹の大蛇を橋として架けたとされる。カンボジアでもナーガと呼ばれる大蛇が橋にいることが多いけれど、この伝承と似たようなものだろうか。
この神橋は室町時代の文献にすでに登場しており、その歴史は古い。ただ、この写真に写っている神橋は、それほど古いものではない。なぜなら、元々架かっていた橋が1902年の台風で流されてしまったため、1904年に再建されたものだからだ。再建されたとはいえ、その神聖な雰囲気は今も変わらず、多くの人びとに愛され続けているのだ。
2005年12月 建築 栃木 | |
橋 日光 河川 世界遺産 |
No
256
撮影年月
2005年11月
投稿日
2005年12月03日
更新日
2024年01月08日
撮影場所
日光 / 栃木
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V