木塀の横をトコトコと歩いていると、ふと視線を感じた。でも周囲に視線の主の姿は見えない。不思議だ。しばらく周囲を見渡してようやく何が僕を見ているのかが分かった。一匹の猫が塀の向こうにお座りしていて、隙間から僕のことを見詰めていたのだった。
猫の視線は鋭い。おそらく猫は僕が何者なのかを訝しがっているのだろう。フェンスがあるので僕は猫には近づけない。猫は攻撃される可能性のない安全地帯に腰を据えながら、じっと僕に鋭い視線を投げかけ続けているのだった。
2007年1月 動物 東京 | |
猫 永福町 塀 視線 鋭い視線 |
No
656
撮影年月
2006年11月
投稿日
2007年01月02日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
永福町 / 東京
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V