男はちょうど駒を動かしていた

駒を動かす男
タイのバンコクにあるバーンコークヤイ区で撮影
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公園の一角でマークルックと呼ばれるタイ将棋を指している男たちは険しい表情をしている人が多かった。もちろん、陽気に声を上げながら指している人もいて、突然現れた僕に話しかけてきたりするけれど、大多数の人は黙々と指している。まるでそれが仕事であるかのように真剣に指しているのだった。ひょっとしたら、みなお金を掛けて将棋をしているのかもしれない。それならそれである程度真剣な顔付きで指しているのも納得だ。もっとも、その確信は得られなかったけれど。

ストライプのシャツを着た男も、他の男たちと同じように真剣な表情で指していた。自分の番が来ても、すぐには駒を動かさない。しばし考え込んでから慎重に駒を動かしている。男の視線は将棋盤の上に釘付けになっていて、僕がすぐ近くに立ち止まっても僕のことを一瞥することさえ無かった。まあ、お金がかかっているとしたら、見知らぬ外国人の相手をしているような余裕がないことは仕方のないことだろう。

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2018年6月 人びと タイ
バンコク チェス 険しい顔つき
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PHOTO DATA

No

10602

撮影年月

2017年9月

投稿日

2018年06月12日

更新日

2020年01月16日

撮影場所

バンコク / タイ

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA

バーンコークヤイ区ってどこ?

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