浅草寺の境内入り口には狂気をはらんだ瞳をしながらたたずむ彫像が立っていた。金剛力士像だ。もっとも、この金剛力士像の役割は境内を邪悪なものから護るためにいるのだから怖い顔をしているのも仕方がない。でも、ちょっと怖すぎではなかろうか。手にナイフのようなものを持っていて、どこからどう見ても歓迎ムードではない。
睨みつけてくるような瞳は、見れば見るほど怖い。そのような経験はないけれど、激怒したチンピラに絡まれたらこんな感じなのだろう。あまりにも恐ろしい顔つきなので、境内に入らずそのままUターンして帰りたくなってしまう人もいるに違いない。
2008年2月 静物 東京 | |
浅草 狂気 ナイフ 浅草寺 像 |
No
1355
撮影年月
2007年11月
投稿日
2008年02月01日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
浅草 / 東京
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V