恵比寿ガーデンプレイスの敷地はかつてはエビスビールを生産していた工場の跡地だ。でも、今となっては工場であったことを示すものはあまりない。数少ない名残は、裏の方にあるヱビスビール記念館と入口付近にあるビヤステーションくらいだろうか。
道路を横断して敷地に入っていくと、緩やかな坂道が目の目に伸びている。そして、坂道の前には大きなオブジェが置かれている。敷地内にはところどころにオブジェが置かれていて、これはそのひとつだ。
石で作られた大きなオブジェは威厳を保ちながら佇んでいて遠目にも目立つものの、前衛的な形をしているために何を表しているのかはよく分からない。近寄ってよく見てみても、やはり何を表現したのかは分からなかった。
ただ分かったのはオブジェに空いている穴から、オブジェの向こう側を歩く人びとが見えることだった。穴を通して向こう側を歩いている人を眺めていると、花柄の傘を持った女性が現れた。柄から判断するにマリメッコの傘だった。
2020年4月 町角 東京 | |
花柄 穴 傘 恵比寿 |
No
11503
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年04月26日
更新日
2023年09月05日
撮影場所
恵比寿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF