東京都写真美術館前の通路は薄暗く、歩く人びとがシルエットになっていた

東京都写真美術館前の通路
東京都写真美術館前の通路
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東京には国立の美術館もあれば、都立の美術館もあるし、もちろん私設の美術館もある。それぞれが所蔵するコレクションを観るだけでも大変なのに、いつもどこかで企画展が催されていて、すべてを鑑賞しようと思ったら週末だけでは到底時間が足りない状況だ。

美術館とひと口に言っても、その専門は切り口によって異なっている。上野にある国立西洋美術館のように西洋の美術作品を専門とする美術館もあれば、渋谷にある山種美術館のように日本画を専門とする美術館もある。作成技法で分類する他にも、現代美術専門の東京都現代美術館のように作成年代による分類を専門にしているところもある。この日やって来た恵比寿にあるのは、作品の形態で分類された専門を対象にした美術館だ。写真と映像を専門とする東京都写真美術館だ。

その東京都写真美術館の略称はTOP。英語名のアブリビエーションだ。英語名の略称を名乗っているところは他にもあって、東京都現代美術館はMOT、東京国立近代美術館はMoMATとなっている。見ていると、どこもニューヨークにあるMOMAを意識し過ぎではなかろうかと感じてしまう。確かにMOMAって響きは格好いいけれど。

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ENGLISH
2022年7月 町角 東京
通路 シルエット 恵比寿

PHOTO DATA

No

12336

撮影年月

2022年5月

投稿日

2022年07月30日

更新日

2023年08月11日

撮影場所

恵比寿 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

RICOH GR III

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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