海外に出かけるというのは、いつだって心躍ること。心はやった僕はあまりにも早く羽田空港に着いてしまい、搭乗手続きと出国手続きを矢継ぎ早に済ますともう何もすることは残っていなかった。DUTY FREE SHOPを見てもこれから出かける僕が興味を惹かれるものは並んでいない。時間を持て余した僕は空港内の通路をあっちに行ったりこっちに行ったりしていた。
そうこうしているうちに通路の端までやって来た。通路はガラスのフェンスで行き止まりになっていて、下には搭乗口が見えた。この搭乗口から飛び立つ飛行機の搭乗時間はまだまだ先のようで、搭乗口の周辺に置かれたベンチには誰も座っていなかった。
上からぼんやりと眺めていると乗務員が現れた。ローラーバッグを引いた乗務員たちは搭乗口を通り中へと入っていく。搭乗時間はまだだけれど、乗務員は先に乗り込んで出発の準備をするのだろう。ガラス張りの窓の外にはどこからか飛んできた日本航空機が滑走路を走っているのが見えた。
2020年4月 町角 東京 | |
飛行機 空港 羽田 |
No
11504
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年04月27日
更新日
2024年08月22日
撮影場所
羽田空港 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF