誰もいない道の端っこで、白い猫が行儀よくお座りしていた。前足をきちんと揃えて、ちょっと険しい表情をしている。僕が視線を向けても、猫は決して僕のことを見たりはしなかった。ずっと、どこか遠くを凝視したままだった。カメラを向けても、視線を動かすことは無い。
僕には全く興味がないようだ。視線を合わせようなんて微塵も思っていない。誰かが来るのをじっと待っているのかもしれない。僕のことなど眼中にないのだ。ジロジロと観察されるのも、ちょっと嫌だけれど、このように全く関心を持ってもらえないのも、それはそれでちょっと寂しい。
2007年12月 動物 岡山 | |
猫 津山 白 |
No
1257
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
津山 / 岡山
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V