道を歩いていたら小学校へと辿り着いた。授業中のようで、校庭で遊ぶ子どもたちはひとりもおらず、学校は静けさに包まれている。何の気なしに校庭へと入って静けさの中に浸っていると、授業が終わったのか子どもたちが校庭に走って出てきた。
小学校の休憩時間なんて、たかだか10分程度なのだどうけれど子どもたちは遊ぶ気満々だ。自分の幼い頃を振り返っても、あんなに短い休憩時間によくサッカーなどをしていたりしたものだと思う。駆け出してきた男の子は校庭の脇に立つ小屋の中へと入り、ボールを掴んでいた。すると、もうひとりの男の子がやって来て、外から小屋の扉を抑え始めた。ボールを抱えた男の子は外に出たいのに扉を開けられないでいる。
ふたりで何をしているのかは分からない。でも、ふたりとも楽しそうに扉の押し合いをしていた。扉の押し合いへし合いしているうちに、短い休憩時間が終わって再び授業が始まってしまうのではないかと心配になってしまう。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バゴー 男の子 小屋 学校 |
No
11139
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月11日
更新日
2020年01月16日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA