休憩時間が終わるようで、さっきまで門の外に出てきて遊んでいた制服姿の男の子たちが続々と金属製の門の中に戻り始めた。最後まで残っていた男の子もカメラの前に立ち止まって、満足げにファインダーに収まってから、門の中へ消えていった。皆が中に入り終えると扉は音を立てて閉じられた。
学校の入口に設置されていた鉄製の扉は頑丈そうだ。不審者の侵入を防ぐためなのだろうけれど、このような金属製の門だと中にいる人も外に出るのは楽ではない。高い塀と鉄製の扉はなんだか刑務所を連想してしまう。もっとも人が収容されていて、独自のルールが設けられているところなんかは、学校も刑務所も同じなのかもしれないけれど。
2012年10月 インド 人びと | |
門 コルカタ 学校 男子学生 ネクタイ 制服 |
No
6879
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年10月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM