城址公園の中に白い壁が続いていた。壁には幾つも穴が開いているので銃眼かと思ったのだけれど、どうやら違うようだ。中で弓矢などを構える人を守るようにはなっていない。ただの穴のようだが、それならそれで、一体何のために作られたのだろうか。採光のために造られたのであれば、なんだか無防備のような気がしてしまう。
白い壁には柔らかな日差しが降り注いでいた。木々の壁も壁に映っている。壁の横を女性が歩いていた。かつて権力の中枢であったこの場所も、公園になってから長いことが経っている。訪れた人はみな園内で寛いでいた。
2005年11月 町角 神奈川 | |
小田原 シルエット 壁 |
No
251
撮影年月
2005年11月
投稿日
2005年11月28日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
小田原 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V