ビルとビルに挟まれて細い道が伸びていた。週末だったので、大勢の人がやって来て町は賑わっている。でも、写真の路地に足を踏み入れる人はあまりいないようだ。文字通りの裏通りだった。お店の入り口はなにもなく、荷物の搬入口しかないこの道をわざわざ通る人は少ないのだ。
午後の日差しが差し込んでいるその道を人影が歩いているのが見えた。表通りが光だとすると、ここは影だ。どんな町にも光と影があるのだ。そうしないとバランスが取れないだろう。
2016年6月 町角 東京 | |
路地 新宿 |
No
9786
撮影年月
2016年3月
投稿日
2016年06月24日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL