駅を出てすぐのところに飲み屋が密集している路地がある。思い出横丁だ。正式には新宿西口商店街と言うようだけれど、「思い出横丁」と呼んだ方がずっとしっくりくる。そんな路地だった。この場所は駅に近く一等地だから、再開発したいと思う不動産業者は多いのではないだろうか。でも、ずっと昔ながらの路地が残っている。どうやら戦後の闇市に起源を発しているようだ。
そんな路地を通り抜けていると、向こうから男がやってくるのが見えた。ほとんどのお店が開店前の状況で開いている店は少ない。男は僕と同じように開いている店を探してキョロキョロしながら歩いていた。
2016年3月 人びと 東京 | |
路地 男性 新宿 |
No
9687
撮影年月
2016年1月
投稿日
2016年03月21日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL