14年ぶりに訪れたインドのムンバイで、最初に訪れたのはドービー・ガートだった。ここは「ムンバイ中の洗濯物が集まる」とまで言われるほど大量の洗濯物が処理されている公共の屋外洗濯場だ。一説には世界最大の屋外洗濯場とも言われてる。ここには14年前にも来たけれど、豊かになったインドのこと、このような公共の洗濯場がどうなっているのか気になって訪れたのだ。ちゃんと調べたわけではないけれど、見たところ以前と変わらない大量の洗濯物がここで洗われている模様。広大な敷地の中に巡らされている洗濯路ロープにはびっしりと洗いざらしの洗濯物が干されていた。
それでも展望デッキから眺めていると、いくつか変わっていることに気がつく。記憶が正しければ、ドービー・ガートの向こうにそびえる高層ビルは14年前にはなかったような気がする。そもそも前に来た時は展望デッキなどなく、陸橋の上から中の様子を眺められるだけで、それに飽きたらなかった僕はドービー・ガートの中へ入っていったのを思い出した。14年の歳月は長い。変わっていないようで、しっかりと変わっているのだ。
2024年10月 町角 インド | |
洗濯物 ムンバイ |
No
12676
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年10月17日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF