パシュパティナート寺院では葬儀が行われていた。誰の葬儀だかは分からない。けれど、多くの人が集っているところを見ると有名人の葬儀のようだ。
遺体が棺に収められて水辺へと運ばれてきた。遺体は火葬される前に境内の端を流れる聖なる川の水で清められるのだ。棺の蓋が開かれると、大勢の人が周りに集まってきて中を覗いている。故人との最後のお別れを惜しんでいるのだろう。
葬儀の参列者の中にはテレビクルーの姿もあった。棺の近くに寄ると遺体を撮影し始めている。日本ではあまり考えられないが、遺体そのものを映しているようだ。咎める人が誰もいないから、ここではこれが普通なのかもしれない。夜のニュースにでも使うのだろうか。
2013年9月 ネパール 人びと | |
葬儀 パシュパティナート 撮影 |
No
7904
撮影年月
2009年7月
投稿日
2013年09月20日
更新日
2020年03月26日
撮影場所
パシュパティナート / ネパール
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM