ここパシュパティナート寺院は世界有数のヒンドゥー教の聖地だ。バグマティ川沿い建てられていて、川辺は斎場になっている。ここで遺体は焼かれるのだ。日本の仏教徒と同じようにヒンドゥー教徒も火葬だ。日本の仏教徒と違うのは、ここでは遺灰を川に流す点だ。
写真に写っている人びとは、みなこの寺院で行われる葬儀に参加した人たちだった。寺院の中で葬儀が行われ、その後遺体は川辺に運ばれて火葬されることになる。写真の人びとは遺体が灰になるのを待っているのだけれど、これがなかなか燃えない。人体の約60%は水分だと言うから仕方がない。川辺に集まった人びとは遺体が燃え尽きるのをただただ待っているのだった。
2010年2月 ネパール 人びと | |
出席者 人集り 葬儀 聖地 パシュパティナート |
No
3668
撮影年月
2009年7月
投稿日
2010年02月07日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
カトマンズ / ネパール
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM