無精髭の男が僕の目の前に立ってくれた。真っ直ぐに僕のカメラを見据えていたのだけれど、何回かシャッターを切っているうちに視線を逸らしてしまった。最初は恥ずかしくなってのかと思っていたけれど、そうではなかった。背後に立つ男の気配が気になってしまったようだ。
いつの間にか無精髭の男の背後に立っていた男はすごい剣幕で僕のことをじっと睨んでいる。まるで、メインの被写体が自分ではないことに怒っているかのようだった。
2013年9月 インド 人びと | |
二人組 顔 視線 険しい顔つき 無精髭 |
No
7906
撮影年月
2011年6月
投稿日
2013年09月20日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
マルダ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM