道端に多くの屋台が出ている。それとともに、路上で行商をしている人たちも時折見かける。天秤棒を担いで振り売りしている人も見かけるのだ。東南アジアの他の国と同じようなスタイルで商売をしている人もやはりいるのだ。でも、他の町に比べると見かける頻度は少ない。バンコクは近代的な大都市だ。そのような町には天秤棒はあまり似合わないのかもしれない。このまま発展し続けたら、日本と同じように全く見かけなくなってしまうことだろう。
裏通りを歩いていると、珍しく天秤棒で商売している人の姿を見つけた。行商人の男は天秤棒を道端に置いて、両脇に取り付けられた籠の間にお風呂場で使うような小さなプラスチック製の椅子を置いている。そして、その椅子に腰掛けながらゆったりと商売をしているのだった。何か食べ物を売っているようだ。籠の中には葉っぱで包んだものが並べられている。ちまきのように見えるけれど、それが一体何だったのかは分からなかった。
2018年9月 人びと タイ | |
バンコク 露天商 天秤棒 |
No
10734
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年09月17日
更新日
2024年01月29日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA