小川の上に架かる石橋の上に何人かの人が立ち止まっていた。水の中を自由自在に泳ぎまわっている鯉や亀をそこから眺めているようだ。鯉は鯉で、人影が近づいてくると餌が貰えると思って集まってきている。残念ながら、そう簡単に思い通りになることはない。人生は厳しいものなのだ。
大抵の人は興味本位で立ち止まって水面を眺めているいるだけで、餌を持っている人は殆どいない。そして、立ち止まっている人たちの姿が、池の水面に映り込んでいた。
No
453
撮影年月
2006年5月
投稿日
2006年06月17日
撮影場所
六義園 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V