新宿へやって来た。駅の東口は相も変わらず賑わっている。休日だったので新宿駅から伸びる新宿通りは歩行者天国になっている。普段なら自動車で埋め尽くされている通りにも、この時ばかりは自動車の姿は見当たらず、歩行者たちが我が物顔で歩いているのだ。通りが歩行者天国になっていると、かつては大勢の大道芸人たちがその腕前を披露していたのだけれど、いつの間にはそのような人たちは路上から消えてしまっている。おそらくは警察当局から規制がされてしまったのだろう。残念なことだ。新宿通りは人通りが多く、注目を浴びるには格好の場所だったのに。それに毎週毎週あれだけいた大道芸人たちは、どこへ移動してしまったのだろう。もともと団結力があった訳でもないから、それぞれが思い思いの場所で活動を続けているのかもしれない。
歩行者天国の新宿通りからは大道芸人の姿はいなくなってしまったけれど、それでも昔と変わらず大勢の人出だった。多くの人は大道芸人がいなくなってしまったことなど、気にも留めていないかもしれない。午後の日差しは強く、歩いている人びとの姿はシルエットになっていた。
2018年9月 町角 東京 | |
歩行者 新宿 シルエット |
No
10741
撮影年月
2017年11月
投稿日
2018年09月23日
更新日
2024年01月29日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA