他の露天商と同じように、この年配の男も道路脇で商売していた。広げた掌にはトマトが載っている。男は道端に広げた日傘の下にどしっと腰を下ろしてトマトを売っていたのだ。
男の脇には売り物のトマトが山積みになっていて、男の向こうには秤も置いてあるのが見える。帽子を被って、チェック柄のシャツを着ている男の格好は至って普通だ。でも、一点だけ特徴的なものがある。額にティラカという赤い印を付けているのだった。これはヴィシュヌ神を崇拝するヒンドゥー教の分派の信徒である証らしい。一口にヒンドゥー教徒といっても、仏教やキリスト教と同じように宗派があるだ。
2011年3月 インド 人びと | |
帽子 男性 プネー 露天商 ティラカ トマト |
No
5356
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年03月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL