祝日だったので、日の丸が銀座の目抜き通りに建つビルの屋上でなびいていた。地上には大勢の人が歩いてて混雑していたけれど、国旗はそんな喧騒とは関係ない高いところでゆったりと風を受けてなびいていた。
日章旗、いわゆる日の丸が法律上、日本の国旗と制定されたのは1999年に「国旗及び国歌に関する法律」が公布・施行されてからだ。しかし、白地に赤丸という意匠は古くから使われていて、その起源はよく分からない。
一説には源平合戦の結果が影響していると言われている。平氏は自ら官軍を名乗り御旗の色である赤旗を用いた一方で、対抗する源氏は白旗を掲げて源平合戦を繰り広げていた。その後、平氏が滅亡し、源氏によって武家政権ができると「白地赤丸」の日の丸が天下統一を成し遂げた者の象徴になったのだという。
2011年12月 町角 東京 | |
建物 旗 銀座 屋根 |
No
5961
撮影年月
2011年7月
投稿日
2011年12月05日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
銀座 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM