ラワグの中心部を歩いていた。沢山の自動車やトライシクルが僕を追い越していく。そんな中、昔ながらの馬車も自動車たちに混じって負けじと走っていた。この町では馬車も現役の交通機関で自動車と同じように車道を走っている。
走るたびにガソリンを消費する自動車と餌をムシャムシャと食む馬車とどちらが燃費が良いのだろう。いずれにしても、馬車のほうがずっと環境に優しいのは間違いないだろう。ただ、馬は排気ガスの代わりに糞尿を通りに撒き散らすのが気になるところだ。
そんなことを考えながら歩いていると、また一台の馬車がやってきた。帽子を被った男がしっかりと手綱を握りながら馬車に乗っていた。しっかりと前方を見つめる男はまるで西部劇の中から飛び出しきたようだった。
2008年12月 人びと フィリピン 乗り物 | |
馬車 縁のある帽子 ラワグ |
No
2353
撮影年月
2008年9月
投稿日
2008年12月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ラワグ / フィリピン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM