白いTシャツを着た年配の男がコルカタの道端で寛いでいた。口を半開きにしていて、その様子からは脱力感がひしひしと伝わってくる。男の傍らには細々とした物が置かれていた。男の売り物のようだから、ただ寛いでるだけでなく、のんびりと小さな雑貨屋を営んでいるようだ。
コルカタの町には星の数ほど露天商がいる。店を構えるのはお金がかかるからなのだろう。道の端に商品を並べて売っている人は多い。でも、ほとんどの人はそこが店であること、何を売っているのかを分かるように歩行者にアピールしている。そのような中、写真の老人の店は何を売っているのかはおろか、ここがお店なのかどうかもはっきりしない。脱力感に溢れたお店だった。
2011年12月 インド 人びと | |
あくび コルカタ 老人 リラックス Tシャツ |
No
6001
撮影年月
2011年6月
投稿日
2011年12月17日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM