細い通りの両脇に古めかしい建物が建ち並んでいた。ここは蘇州にある山塘街。唐時代に作られた町だというから、歴史はとても長い。阿倍仲麻呂が遣唐留学生として、大陸に渡った頃のことだ。
だからといって、今の山塘街で営業をしているお店が当時からずっと続いているとは考えづらい。器としての町並みは古くとも、中身となる店舗はそれほど古くないに違いない。
そんな歴史を感じさせる建物に提灯がぶら下がっていて、出ていた幟の下に立っていた男が、捜し物をするかのように振り返っていた。
2008年10月 中国 町角 | |
提灯 振り返る 道 蘇州 世界遺産 |
No
2058
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年10月01日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
蘇州 / 中国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM