通りの両脇には古めかしい建物が建ち並んでいた。ここ山塘街は唐の時代に作られた町で、長い歴史を誇っているのだ。唐の時代といえば、もう1000年以上前のことで、阿倍仲麻呂が遣唐留学生として、大陸に渡った頃になる。まあ、だからといって、今ここに並んでいるお店が同時からずっとお店を続けているとは考えづらいけれど。
建物の軒先には提灯がぶら下がっていた。お茶を売る店の幟も見える。幟の下くらいに立っていた男が振り返っていた。
No
2058
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年10月01日
撮影場所
蘇州 / 中国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
モノクロの写真を108枚掲載。もちろんKINDLE UNLIMITEDでも読めます。