上海にある豫園の広さは2ヘクタールもあって広く、その広い園内のあちらこちらに建造物が建てられている。写真の建物もその中のひとつだ。先端が尖った屋根が湾曲して空に向かっていた。
豫園は1500年代に潘允端という役人が父に贈るために造ったのが始まりとされる。儒教で親孝行は徳目のひとつとされているので、このような庭園を作ったのは相当の親孝行だったに違いない。もっとも何百年も経過した今となっては、単なる個人の親孝行の枠を越えて、上海の伝統文化の一角をしっかりと担うような大きな存在になっている。
2013年7月 建築 中国 | |
庭園 屋根 上海 木 |
No
7749
撮影年月
2008年6月
投稿日
2013年07月30日
更新日
2023年07月20日
撮影場所
上海 / 中国
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM