園内は空いていた。長閑な雰囲気が漂っている。僕はのんびりと園内を散策していた。広々とした園内を歩き回っていても、他の来園者と行き交うこともあまりない。なんだか巨大な迷路に迷い込んでしまったかのような気分になってしまうくらいだ。
歩いていると、小径の脇に生曲がった木が生えているのに気が付いた。途中で左に曲がって、その後また上へと伸びている。真っ直ぐ伸びるのを邪魔するものは何も無いような気がするけれど、そこで一度曲がりたかったのだろう。人間の世界と同じように樹木の世界にもひねくれ者はいるのだ。
2007年10月 香川 自然 | |
庭園 高松 木 |
No
1166
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年10月26日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
高松 / 香川
ジャンル
自然写真
カメラ
CANON EOS 1V