カオサン通りの屋台やお店で寛いでいるのは外国人ばかりで、なんだかタイではなく他の外国にいるように感じてしまう。でも、それはこの場所が特殊なだけで、カオサン通りを離れるとバンコクの町のあちらこちらにある屋台を占拠しているのはみな地元の人ばかりだ。タイの人たちは、他の東南アジア諸国と同じように屋台文化に慣れ親しんでいる。東南アジアらしい風情だと思うのだけれど、当局はあまり快くは思っていないらしい。最近も路上の屋台を撤去させようとするようなニュースが流れていた。
写真の男の子と女の子も屋台のテーブルに就いてのんびりしていた。制服を着ているから学校帰りなのかもしれない。テーブルの上には冷たい飲み物が入ったビニール袋が置かれている。今日の授業を終え、ここで冷たい飲み物でも飲みながらちょっとゆっくりしているのだろう。カメラを向けると、男の子は振り返ってくれ、女の子は頬杖を突きながらこちらを見てくれた。そして、ふたりとも微笑んでくれた。
2018年9月 人びと タイ | |
バンコク 男の子 二人組 女の子 笑顔 制服 |
No
10732
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年09月15日
更新日
2024年02月01日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA