運河沿いに歩いているうちにチャオプラヤー川へ辿り着いた。川岸に大きな市場が設けられている。地図によるとここは花市場のようだ。確かに市場の中のどのお店でも花が売られている。見たところ、扱っているのは観賞用の花よりも、お供え物に使う黄色の花が多いような気がした。寺院を参拝した際に見掛ける花と同じようなものがあちらこちらで売られている。
市場には穏やかな空気が漂っている。大きな声を上げているひとはいない。みな落ち着いて仕事をしている。そんな市場をウロウロと彷徨っていると、市場内の食堂へとやって来た。テーブルが並んでいて、人びとがちょうど昼食を摂っている。写真の大きな瞳の男の子もここで昼食を食べたところのようだった。お父さんに手を引かれていた男の子は、手にプラスチックのカップを持っている。そして、忙しく冷たい飲み物を吸い込んでいた。カメラを向けても、僕にことなんて眼中にない。こちらを一瞥することもなく、ひたすらにストローで吸い込んでた。
2018年5月 人びと タイ | |
バンコク 飲み物 男の子 飲む |
No
10566
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年05月17日
更新日
2024年02月16日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA