カサブランカの旧市街を歩いていた。モロッコに限らず、旧市街の道は細い。自動車が走り回ることを考慮して作られていないからだ。ここカサブランカ旧市街も多分に漏れず細かった。
その代わりなのかどうかは分からないけれど、旧市街に建つ古い家の扉は巨大であることが多かった。見応えのあるものであることが多いのだ。写真の建物の扉も装飾が施されていて重厚だった。そいて、扉の前には男の子がちょこんと腰掛けている。
僕としては、男の子を見ていると言うよりも、重厚な扉を見ていたのだけれど、そんなことは男の子には分からない。じっと見られていると思った男の子はちょっと恥ずかしそうに笑っていた。
2010年6月 モロッコ 人びと | |
男の子 カサブランカ 扉 |
No
4174
撮影年月
2009年12月
投稿日
2010年06月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
カサブランカ / モロッコ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM