バンコクで泊まっていた宿の近くの交差点には屋台が出ていて、そこそこ賑わっていた。食べ物の屋台も出ているのだけれど、ここで売られているものは麺類ばかりだった。ちょっと残念だ。麺は麺で種類が豊富で美味しい。けれども個人的にはご飯ものを食べたいのだ。残念ながら、ご飯ものを出す屋台は少ないような気がする。少なくともお店を構えている場所でないとなかなかご飯ものには巡り会えない。
食べ物を出す屋台以外にも古着を販売する屋台やガラクタを売っている屋台が出ている。同じ場所であっても、時間帯によって営業しているお店が異なっているのが興味深い。昼間に古着屋だった場所は日が暮れると麺の屋台になっていたりするのだ。
写真の女性はそんな町角で働いていたひとり。古着屋の影に隠れるようにして腰掛けていた女性は、膝の上にバケツを載せて、何やら忙しく手を動かしていた。どうやら仕込みをしている最中のようだ。手前にあった古着屋が閉店した後に出現する麺の屋台はこの女性が切り盛りしているものなのかもしれない。カメラを向けると、女性は照れてしまったようで視線を逸してしまったものの、恥ずかしそうな笑顔は可愛らしかった。
2018年5月 人びと タイ | |
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No
10558
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年05月12日
更新日
2024年01月09日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA