台南の町中にはあらゆるところに茶を売るお店がある。コンビニよりもずっと多いような気がするくらいだ。散策している時に喉が渇いたら、いつ何時でも何かを飲めるのでとても便利だ。
この時も炎天下を歩いていると、町角に立つそのような茶を売るお店に出くわした。このお店でも他のお店と同じように売られている茶の種類は多い。カウンターの上に見えるメニュー表にはズラッと並んでいた。地元の人にはそれぞれの違いがピンと来るのだろうけれど、日本人である僕には難しい。買う時にはいつも決断できない人間になって、メニュー表とにらめっこしてしまう。それも旅の楽しみなのだけれど。しばらくすると、バイクに跨った男がやって来て、そこで喉を潤していた。
お店の壁に目を向けると大きな広告看板が掛かっていた。ポスターの中には鮮やかなピンクの唇をした女性がいる。これは宝石店の広告なのだけれど、口を開けて遠くを見つめるこの女性も喉が渇いているように見えた。
2017年4月 町角 台湾 | |
広告 口唇 バイク ピンク 台南 茶 |
No
10124
撮影年月
2016年9月
投稿日
2017年04月29日
更新日
2024年12月10日
撮影場所
台南 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA