江ノ島の路地の脇に建っている家の窓が大きく開いていた。そして、窓辺には猫がお座りしている。身を乗り出しながら何かを一心不乱に見詰めている。視線の先に何があるのかは僕の立っている場所からはうかがい知れない。いずれにせよ、猫は心を奪われてしまっているようだ。今にも飛びかかりそうな姿勢を取っている。
そんな猫にカメラを向けても僕を一瞥することはなく、シャッターを切っても一向に気にならないようだった。心を奪われてしまっている猫にとっては、僕は取るに足りない存在なのだろう。
2007年1月 動物 神奈川 | |
猫 江ノ島 窓 |
No
670
撮影年月
2006年11月
投稿日
2007年01月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
江ノ島 / 神奈川
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V