パタンのダルバール広場の一角にガネーシャの像があった。ガネーシャとは太鼓腹の身体に 片方の牙が折れた象の頭を持つヒンドゥー教の神だ。財産をもたらす商業の神とされ、学業のご利益もあるとされる人気者。日本でもインド料理店の片隅に祀られていたりする。
一般的にガネーシャは4本の腕を持つとされるところ、写真のガネーシャ像は4本以上の腕を持っているように見える。腕の数が多いのは、ガネーシャが沢山の能力を持っていることを表している。つまり、ダルバール広場のガネーシャは金銭運や学業成就以外のご利益をもたらしてくれるということだ。
しかしながら、このガネーシャの持つ沢山の能力の中に、参拝客を集客するのは含まれていないようでガネーシャ像にお参りしている人はいなかった。像の脇に腰を下ろしていた男も、お参りしに来たというより単にそこで休んでいただけのようだ。
2009年12月 町角 ネパール | |
煉瓦 神 象 ヒンドゥー教 パタン 像 |
No
3451
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年12月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
パタン / ネパール
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM